春ー初夏の工房/2026.5.16
随分とご無沙汰の投稿になってしまいました
このwebサイトを始めた頃は、news記事もひと月にひとつは必ず書こう!と、自分の決め事としていたにも関わらず、最近はよくタイムスリップをしてしまっております。。。
気付けば季節は晩春をすっかり通り越して初夏の気配
初夏の前には大好きな梅雨がありますが、今年は梅雨は梅雨として、ちゃんと近畿地方にも訪れてくれるのか心配です
これを書いている週には雨予報の日もあるので、草木とともに潤いたいと思います
さて、この頃の工房木とうるし源香は、来月に控えた金沢エムザ展へ向けて制作に励む日々を過ごしています
春頃から木工仕事を中心に、木の板を選んでまず整えるところから始まり、それぞれの思うかたちを生み出してきました
頭の中にある、現実のものとして生み出したい形が多すぎて、時間が足りないという夫師匠と、それとは対照的に、現実の作品として生み出すには作りたいものの輪郭が抽象的すぎて、形ある作品として成立するまでにやたらと時間のかかる妻弟子の、この笑ってしまう足並みの揃わなさよ。。。という感じです
木工仕事に関しては、これまで木工器機を駆使して作る傾向の強かったところがありますが、今作では手彫りのカトラリーを多めに作っています
手で彫る事による、ひとつひとつが唯一無二の風合いや表情を大切に考えました
例えばバターナイフであったり、赤ちゃんが初めて食べ物を口にするためのベビースプーンであったり、そのものが使われる各々のストーリーやシーンに寄り添う心に重きを置いて、制作している作品も増えました
私個人としては、心が疲れている時やしんどい時に何も言わずとも隣に寄り添ってくれるもの、そこにあるだけで力をくれるものに愛着が湧きますが、それはどういう現象かと考えると、やはりその作品の持つエネルギーの裏側に、それを作った方のお人柄や制作に向き合うお姿が透けて見え、自分にも伝わるからかと思っています
ものに宿る力を、こちら側からもお届けできるよう、また制作に邁進したいと思います







