作品の詳細と連絡先

 

【漆】

ほとんど中国産の漆を使っています。漆を使い出してから20年近くなりますが、日本産・中国産の違いは良質のものであればそれほど変わらないと思うようになりました。

それよりも漆屋さんの販売する漆の性質が自分にあっているか否か、その性質が堅牢か否かと考えるようになりました。

大阪・京都・木曽・金沢・福井・青森などいろいろな漆を使ってきましたが、ここ数年は福井県の谷内漆店と箕輪漆行というところから取り寄せています。二つの漆の性質をブレンドすることで、自分オリジナルの漆にしています。また一部、上塗りなどに日本産の漆を入れることもあります。

【木】

材木市の競りで落札した木を多く使っています。落札したほとんどの木は切り倒してすぐのものなので、水分を含みすぐ使用できません。工房にストックしてあるものを何年も乾燥させて使っています。

制作活動を始めた当初は、杉などの木材を中心に制作していましたが、現在は木の持つ風合いをそれぞれに生かした作品作りを、との思いから多種にわたる材木を使用しています。

【作品】

基本的に漆業は塗師、蒔絵師、と分業製の世界と思われがちですが、自分の場合、作品形成の元となる木地作りや、それに連なる一通りの制作作業を分業して行うと、自分がはじめに描いたイメージと異なる事も起こりうるため、作品の7割程度ですが木地から自分で制作しています。

残り3割は、見本として自分が形成したイメージが損なわれないと判断した場合に限り、同じものを外注して作ってもらっています。そのほとんどは再び手を加えて制作しています。

カトラリーなどは全国の産地から、椀や皿などの木地は石川県山中の木地師さんに依頼しています。

今後の方向性として、自分で研究開発した変塗(かわりぬり)の一種、燻銀塗り(いぶしぎんぬり)をひとつのベースにして、より堅牢な漆器づくりを目指したいと思います。

 新しい塗り囲炉裏テーブルを今年中(2014)に作ることを目標に、そこに人々との交流の場を提供できるような器作り、家具作り等、作品作りを目指したいと思います。

【連絡先】

木とうるし 源・香(げん・こう)

林 源太

〒561−0842 大阪府豊中市今在家町8−15

電話&FAX06−4866−1388

メールgenta_urushi@mac.com   :アドレスを変えました(2011.6.10)

・工房と併設されているギャラリーにお越しの際は、事前にご連絡お願いいたします。

・作品や漆器の修理等もやっていますので、お気軽にご連絡ください。